園長日記
 余裕があるときにしか書けません。
 余裕があるときに読んで下さい。

メディアが悲しい(10/30)
 幼稚園で発生した赤痢が話題になっている。
 さも幼稚園が隠していたような書き方や書き込み。
 この事情を知ると悲しくなる。

 それぞれの街にもあるだろうけどルールがある。
 一人の発症は保健所に届け出の義務はある。
 公表は二人目から。つまり施設内で感染した事実が出てから。
 行政と園はルールに沿った対応をしたはずなの。

 市長さんが公式に対応の遅れを謝罪した。
 次々と感染発症した結果として、公表はするべきだったとは思います。
 市の公表基準などを検討するそうです。

 でもね、ネットを中心に悪意が先行してるように感じちゃう。
 なんか胸が痛い。
 発信する側は痛みを感じないからね。

 同じ幼稚園だからかもしれないけど言いたい。
 世の中悲しくて涙を流す経験が少ないのかな。
 
 病気になりたい子はいないよ。
 感染を拡大させたい人間はおかしいよ。
 苦しんでる人を笑うのはおかしい。
 
 感染した子どもたちの平癒とこの件が収束に向かうことを願うばかりです。

運動会はステキだ(10/26)
 幼稚園の運動会は大好き。
 子どもたちが頑張る。親も頑張る。
 そして最後はみんなで讃え合える。

 大人になると成果が大切になる。
 子どもの世界に成果を持ち込むと大変である。

 幼児期は個人差が大きい。
 身体の差であったり、育った環境であったり。
 でも、みんなこれからの人間である。

 大切なのは挑戦する自信。最初から「無理!」ではなにもできない人になる。
 
 ウチの保護者は良いよ〜。
 子どもたちの前で一生懸命になってくれるもん。
 子どもたちの小さな世界で、大人の一生懸命を見せてあげたいね。

 さぁ、この次も頑張るぞ〜!

ケガが増えてます(10/1)
 運動会の練習が進んでいます。
 子どもたちがたくましく成長してきました。
 思うとおりに身体が動き出す。

 先生がいないのに、毎日、リレーの練習を遊びでしてたり。
 運動会の練習が始まって幼稚園が楽しいという声を聞いたり。
 子どもたちの活動が活発になってきました。
 
 うれしいことです。

 挑戦すること。もっと早く、もっと遠く、もっと力強く。
 挑戦と成功により子どもたちの自信となり、挑戦と失敗を子どもたちのやる気に変えていく。

 でも、失敗がケガにつながることがあります。
 子どもたちの姿から、判断してそれを止めるのが先生の役目。

 小さな傷は勲章だと敢えて言わせて下さい。
 大きな傷は・・・私たちのミスです。

 気を引き締めます。


園長先生だ〜とゆびさすと(9/26)
 通園バスのできごと。
 年少さんが指さして「園長先生だ〜」
 その先には白髪頭で着物を着たおじいちゃんがいました。
 
 確かに白髪頭で着物(袈裟ですが)を着てる姿を捉えるとね
 先生は「ちがうよ、あれは園長先生じゃないよ」と言うと、横から年長さんが言いました。

 「園長先生はおじいちゃんじゃないよ、おじちゃんだよ」

 それも間違いではない・・・・。


タウンミーティングに参加したの(8/23)
 子ども子育て支援新制度に参加しました。
 それもパネラーとして。
 だいたい人に見られる人間ではないのでちょっと苦手。

 子ども子育て支援新制度が来年度から始まります。
 それに向けて市民に向けての説明会と思って下さい。
 新制度では待機児童解消、女性の就労問題、なによりも乳幼児の教育・保育の質と量の問題がテーマになります。
 ボクね。子育ては親がした方が良いと思ってるの。
 社会は補償をはしても責任をとってくれませんからね。
 
 子育てをするための支援をするべきと思ってる。育児休業をもっと徹底して欲しい。そしてかならず復職を保障して欲しい。
 子どもを育てることで、親も成長します。
 大人の成長は社会の財産と思う。勝手なこと言ってごめんなさい。

 幼稚園が新制度に乗っかることを楽天社長の三木谷浩史氏の言葉を借りて、「飛行機をいくら改造しても月には行けません。月に行くならロケットに乗り換えないといけません。ただ、月には何があるのかよく分かりません」

 子どもの幸せと親の幸せがイコールとなるような制度であって欲しいの。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
某新聞にボクの言葉が載ってました。
そんなこと言ったっけ・・・。
西日本新聞の記事へ

預かり保育の取材(7/31)
 メディアなどへの露出が多いと書いたら、今度はNHKのニュースブリッジの取材を受けることになった。
 待機児童問題が社会問題となっている。北九州市も年度当初はゼロ人なのである。
 子どもが生まれるのは一年中ですから、時間の経過と共に待機児童が・・・。
 
 北九州市に保育コンシェルジュが誕生して、区役所で保育所や幼稚園を紹介してくれます。
 ニュースの内容はこれがメインですが、幼稚園の預かり保育は夏休みもやってますよ。知ってましたか?という場面でボクが登場するわけです。

 園長、どこ見てしゃべってたんですか?

 テレビを観てボクもそう思うの。最初にどこ見てしゃべったら良いのですか?と尋ねると、記者の方が「私を見てしゃべって下さい」と。
 きれいな方だったので、しゃべりだすとなんか照れてしまいました。すると目線が泳ぐ泳ぐ。
 
 
最近社会に露出が多い(7/10)
 だいたい引きこもりがちな性格なのだが、園長という仕事柄人前に出ることが多い。
 先日はリトルママ北九州版発行で挨拶文をということで、写真入りの挨拶文を作成した。
 と、言っても某有名ライターが会話から作成してくれた。
 8月は子ども子育て支援新制度のタウンミーティングのパネラーで参加する。

 いつも言うことは一緒なんだけどね。
 子育ての負担を語るのではなく、ボクは子育ての幸せをもっと語ろうって言いたいの。
 子どもに「おまえは負担だ!」って社会で言ってるみたいで、なんかイヤ。
 子育ては楽しい、そりゃきついことはあるさ。
 でも、みんなの子育てが楽しくなるように社会は支援しよう!
 結果は同じことをやるにしても、土台が違う。
 不満ばかり言う人よりも、楽しそうにしてる人に人間は集まるだろうにね。


仕事中毒かっ!(7/10)
 台風8号接近により臨時休園。
 プール、法事、約束事3つが延期となった。
 後のことは考えず、だらだらしております。

 人生でこんなに忙しい時期ってあるのかな〜。
 7月3日・4日は全国政令市の私立幼稚園が集まった大会が北九州市で開催された。これが大きかったね。

 ただ、人間の時間はどんなに頑張っても限られている。やれることは今ここでできることだけ。
 要は能力を超えたことは誰かに支えられないといけないの。

 今日は朝からTシャツとステテコ姿でいる。
 のんびりしながら、いろんな人の顔を思い浮かべながらなんかありがたいねと思っている。
 こんな日も必要なんだろうな〜。
 仕事中毒患者にはお休みは良い薬です。

 台風接近のわりに、穏やかな一日というのが、保護者の皆さんには申し訳ありません。

小倉の子を育てる(笑) (7/9)

 朝から幼稚園バスを運転した。
 小倉の街で育つ子は小文字山や足立山を眺めて育ちます。
 「ねぇ知ってる?あの山のてっぺんが雲に隠れると雨が降るんだよ」
 バスの中、先生が子どもたちにしゃべってる。

 そうだそうだ、当たり前すぎて、子どもたちにしゃべったこと無かった。
 ボクは父親に教えられたな〜。

 ちなみに彼女は小倉出身ではない。
 へぇ、○○先生に教えてもらったんだ〜。
 じゃ、先生の住んでる街で同じような山はないの?
 


 余談だが、東京から来た方で、北九州で一番印象的な場所は?と尋ねると
 皿倉山だって。

 スカイツリーと同じ高さだよ。
 ガラスも何もなくて、街の夜景が広がってるってすごいよ。

 身近すぎると気づかないのね。
 夏に山頂バーベキューに行こうかな。

父親とはなんぞや?(7/4)

 父親とはなんぞや?
 これに悩むのは良いことだ。
 私は誰だ?

 自分のことを「お父さんはね」と言う。
 それって子どもから見た私だよね。
 たいていの人は肩書きや人との相対関係で自分を理解してる。日本人の特徴かな。
 
 良いお父さんになるには?
 子どもに喜んでもらえる存在になれば良いんじゃない。
 子どもが幸せになるための存在になれば良いんじゃない。

 「お父さん」って所へ「夫」だったり、「上司」だったり、「部下」だったり入れ込んで、「子ども」の部分を相手を入れ込むと同じだと思うの。
 
 正解かどうかって?誰も分からないんだから、悩みながら進むが良かろうと思う。
 分かった!なんて過信すると絶対失敗するから。
 「分からん」と悩みながら答えを求め続けよう!
 だから日々成長とか、永遠に成長し続ける存在になれると思う。

 「園長」のボクの相手は「園児」だろうな〜(笑)
 私のために悩んでくれる人がいるのも幸せかもね。


うごごご・・・(6/6)
 幼稚園の園長は今。勉強しないといけない。
 まぁ、幼稚園や保育園、子育て施設などの制度が変わるのよね。
 ウチの幼稚園をどうしようと考えないといけません。

 5月後半からにわかに忙しくなった。
 説明会や情報発信、行政とのすり合わせと毎日何かをやっている。
 最近、一番コミュニケーションを取っている人は?
 子ども家庭局の◎◎課長じゃないだろうか(半分冗談です)。
 新制度の26年度のヤマ場は6月。
 政令都市の私立幼稚園団体の大会が北九州であるの。それも7月。
 
 スケジュール帳に予定が隙間無く書かれ、今週4日間だけで幼稚園連盟関係だけで八つもある〜。
 
 今日は京都に行くはずだったの。
 でもね、でも、ボクはお坊さんなんだから突然って入るよね。

 はっと気づいた。それでも今日一日に余裕を感じるんだけど。
 こんな生活は怖い。

幼稚園の先生になるの?(5/23)

 日曜日、
 懐かしい家族が訪ねてきてくれました。
 遠くへ引っ越された卒園児家族。
 もう、卒園してもう何年になるだろう。
 お父さんとは一緒に劇もしましたね。

 MちゃんやHちゃんは、もう街で会っても分からないほど、すてきなお嬢さんになってました。
 Dくんはなんか分かります(笑)。

 ほう、幼稚園の先生になるんだ。そうか〜頑張ってるんだ。
 遠くだから何もできないけど、名刺だけ渡しました。
 もし、面接の時、卒園した幼稚園の名前を言ったときに、「そうか北九州の村上の幼稚園か〜」と良い意味で話題になったらいいなって願いを託して。(マイナスになったら大変だけどね)

 幼稚園の先生は大変です。いつも笑顔だけど、楽じゃないんだよね。
 3回辛いことがあったら、それを帳消しにできるうれしい事が1回。
 それで続けてくれている。

 彼女が早くうれしい事に出会えますように。

 気の早いボクであります。




 今日(5/22)はウチの新人と幼稚園の先生になってうれしかったことを話してました。
 幼稚園の先生になって、うれしかった事があったかい?
 どんな時がうれしかった?

 家庭訪問に行ったとき、お家で子どもが先生の真似をしてると保護者が教えてくれた時!

 なるほど。
 そう言えば、ボクも昔同じ経験をしたな。
 「園長先生がお話をする真似をうちの子がするんですよ」と言われたとき。
 そうか、ボクはこの子の中にいるんだ!よし頑張ろうと思ったな〜。

幸せの反対は(5/10)

 とある方と話してて、うれしくなったお話。

 幸せの反対は?

 みんな「不幸」と言う。

 残念幸せの反対は幸せです。

 「幸」の感じをひっくり返した分かる。ひっくり返してもやっぱり「幸」だ。

 幸せな人って、状況でも幸せを感じる人だろうな。

 お金があると幸せ・・・まぁね
 家族がそろっていたら幸せ・・・そうだね
 健康だったら幸せ・・・・うん
 きれいな容姿、優れた能力、良い車に乗ったり、良い服来たり、良い学校に行ったり、良い会社に勤めてたり、良い子に恵まれたり・・・・

 幸せな人っているのかな。
 何かが欠けただけで不幸じゃないか。

 自分の外にあるモノで幸せを感じるのは、やがてそれを失ったら終わりだもんね。
 本当の幸せって、幸せを感じる感性を身につけた人だろうな。

 たとえひっくり返されても、どん底に落とされても、いっぱい涙を流しても、むくりと立ち上がる。
 そして幸せそうに笑っているあなたってすばらしい。

 
 そんな自分になりたい。そしてそんな子を育てたい。


我が家の大切な(5/10)

 母の日参観でした。
 お母さんやお父さんが幼稚園にやってきてくれました。
 
 母の日のプレゼントは製作しましたが、もう一つのプレゼントは元気な姿。
 友達と一緒に玉入れをしました。
 元気な姿、仲良くしてる姿は大人はうれしい。

 あとは元気なお母さん、「綱引き」しましょう。
 シンプルなスポーツですから、すぐに集まって作戦会議ができます。
 子どもたちは友達をたくさん作っているのだから、お母さんたちも友達をたくさん作ってもらいたい。
 きっかけ作りになったらいいな。

 家庭と園の違い

 我が家の大切な子どもです。
 そう、なにものにも代え難い大切な我が子。
 家庭の中では一番です。

 幼稚園にやってくると、一番の子たちばっかり。
 先生にとって誰が一番?
 選べるわけがない。みんなが一番です。

 一番の子たちが集まってるんですから、認め合うしかないのです。
 仏教で言うなら「敬い合う」ということです。

 みんな仲良くとは社会の目標です。
 幼稚園の頃から始まりまってます。


ちょっとした愚痴(5/9)

 いつまでたっても同じメンバーだな〜。
 変わらない話をして、どうでも良いことに力や知恵を注ぐ。

 時代はどんどん変わってる。

 若者、ばか者、よそ者。
 キーワードだな。

 経験の無い若者はダメ
 常識がないからダメ
 ルール分かってないからダメ

 そろそろ変わらないと・・・。全部否定したら、どんなに頑張っても今のままだよ。

 おっさんになって無駄な時間を過ごすのがイヤになった。


夏に向けてダイエット(5/9)

 我が家の愛犬。ミニチュアダックスフンドのビリー。
 彼が検診に行くと、肥満と言われたそうだ。

 ビリー、8Kg・・・・
 村上順滋、78Kg・・・・

 ビリー、1Kg痩せよう
 お父さん、10Kg痩せよう

 割合は一緒。

 確かにそうだけど。


おぼっちゃんと王子さま(5/2)

 リーダー論をしゃべっておりました。
 さまざまなリーダーがおります。
 現場からのたたき上げタイプ・・・いいじゃない頼りになります。部下の気持ちが分かります。
 王子さまタイプ・・・・・指示命令がばんばん出して部下は動きやすいかも。
 おぼっちゃんタイプ・・・・
 
 園長先生はこれですね。

 オイオイ!(^_^;) 

 良いのよ。幸せに育った人間だから、幸せをイメージできる人なの、だからみんなを幸せにできるんだよ。

 本当かな〜。


あかつき幼稚園のイメージは?(5/2)

 幼稚園は園児募集も大事ですが、教員採用も大事なのです。

 日本中で保育士不足がよく言われますが、幼稚園教諭だって不足しているのです。
 幼稚園は基本的に一人担任制です。
 ピアノが弾けないといけません。
 休めない、残業が多い・・・・給料が安い。

 学生の頃、耳にしたあかつき幼稚園のイメージは?

 「ふんわり」
 小規模幼稚園ですからね。のんびりしてるかな。
 なるほどふんわりしてるのね。

 園長を見ても、主任を見てもふんわりじゃないだろう(笑)
 よし!「ふんわりあかつき幼稚園計画」を建てよう(笑)

 「あったかい」
 アットホームな雰囲気でみんな仲が良い
 なるほどねあったかく見えるのね。

 温かい?
 在ったかい?
 
 「あったかい?あかつき幼稚園」
 まるで存在感が無い幼稚園みたいだな。

 未来に不安を感じる今日この頃。(>_<)

鯉のぼりが幼稚園の空を泳ぐ(5/1)
 
 製作は年齢によって目的が違います。
 のりを使う、はさみを使うなど

 年長になるとそんな技術だけじゃないんです。コイのイメージを膨らませ、それを形にしていくのです。
 素材を自由に選びますから、素材の特性を知ることが大切になります。

 特徴的で個性的な作品ばかりです。

 こどもたちの創意工夫の一つ一つに、ドラマを感じます。
 家庭に持ち帰ったらどんな顔してお話しするんだろう。楽しみです。

評価を(4/28)

 幼稚園には学校評価というのがある。
 昨年度の自己点検自己評価を職員に話しました。
 今後、関係者評価や第三者評価を導入していかないといけない時代になるだろうな。

 評価をされてうれしいだろうか?
 ボクはうれしい。
 幼稚園を愛してくれる人の言葉なら。
 どう見られているのか、何を改善したら良いのだろうかを考える機会になるから。

 幼稚園の先生たちは保育室に入ると、他の先生から見られることはなかなかない。
 ボクはいつもカメラを持って保育室にズカズカ入る。
 子どもたちの様子と先生たちの動きを見てる。

 園長として某先生を批評した。
 率直に思ったことをしゃべった。自分でちょっと厳しかったかなと思った。
 女性の職場だから言葉は選んでいたつもりだが、まだクラスが固まらないこの時期には言い過ぎたかなと。
 すると別の某先生が「園長先生、わたしは?」と小さな声。

 気づかなかったら、今度は大きな声。
 「え?」
 君、批評されたいのか?

 園長先生の部下はそんなにヤワじゃないですよ。と主任が笑った。
 良いスタッフだ。


ご一行様、トイレにご案内!(4/28)

 年少児は小さなクラス。この時期は二クラスをまとめて保育を進めています。
 トイレに行きましょう!

 ぞろぞろとご一行様状態でトイレに移動。

 おもちゃは置いていって良いんだよ。
 鞄も置いてて良いんだよ。
 それでも
 おもちゃのトローリーバックを引いてトイレに行く女の子たち。

 見てると海外旅行の団体客のようだ。

 手から離したくない気持ちは分かるけど
 どこまで持って行くのだろう。

 トイレの前で、「離さない」とだだをこねてる。


今年度もご迷惑をおかけします(4/25)

 北九州市私立幼稚園連盟の総会が開催されました。
 あまり保護者の皆さんの前でお話しませんが、ボクは連盟会長を拝命しています。
 これまで2期4年間を勤めてきました。
 今回、3期目の会長職が決定しました。
 北九州の私立幼稚園は94園あり、約14000人の園児が通っています。
 正直、会議が多いです。呼び出されることも多いです。
 
 幼稚園や保育園、子育て支援の制度が平成27年度から変わろうとしています。
 「子ども子育て支援新制度」が北九州市でどのように展開されるのか。
 ボクの任期はその激変する時期とずっと重なっています。
 
 ボクはあかつき幼稚園の園長が良いです。子どもたちの成長を見ている方が楽しいです。
 でも、市内幼稚園のだれかがやらないといけない役です。

 経験を通して一園の園長では見えない世界をたくさん見せてもらっています。
 全国のいろんな保育を見せてもらえます。
 社会的な立場から経済や政治にも交流が増えました。
 全部自園にフィードバックしていこうと思っています。
 携帯電話やメール、フェースブック、LINEなど離れていても「つながる」ことができる時代です。
 ご迷惑をおかけしますが、その分子どもたちに良い形で返していこうと思います。
 

長々と延長挨拶(4/25)
 父母の会総会では長々と挨拶をしてしまいました。
 ごめんなさいね。
 一年の最初でしたから、
 
 子どもの発達を鯉のぼりで説明
 私立の幼稚園とは(それぞれに教育理念がある)
 家庭とつくる幼稚園であること(幼稚園の文化は家庭と園の信頼から創造される)
 基本的な力の底上げが今年のテーマ
 年中が2階に配置したわけ
 家庭と幼稚園の視点は違う、だからパートナーになれる
  「まだ子ども」家庭
  「もう幼稚園園児」幼稚園

 子どもたちが楽しく幼稚園生活を送るために、支える大人がしっかりと相手を理解しないといけませんね。

 でも、総会での前T副会長のコメントが大好きでした。
 みんなが支えるから盛り上がるんですよね。
 子どもたちのために、大人はがんばりましょう!
 

初給料は何に使う?(4/22)
 
 社会人一年生の幼稚園の先生。いますいます。
 となると今月の給与が初給料ではないか。

 初給料は何に使う?
 ちなみに皆さんは何に使いましたか。

 ボクは忘れたな〜。(恥)

 で、君は?

 「親と食事して・・・・」

 えらい!投資した分絶対返ってくるから奮発しないと。
 と、すでに親目線のボク。

 今まで投資した分、回収と思うかもよ。(笑)
 そ、そうか、そういえばそうかも。
 

お父さん劇団打ち上げ(4/19)

 3月のお父さん劇団の打ち上げをやった。
 遊べるお父さんがいいね。

 手伝ってくれたOBたちも集まってきてくれた。
 ふと思う。現役とOBが半々だ。

 お父さんを集めないといかんな〜。

 よし、OBに負けないぐらい、お父さん会を集めるぞ〜!
 
 OB曰く
 「現役が増えたらOBは確実に増えているんだから、絶対に負けないよ」

 確かにねずみ算的に増えていくな。
 がんばろう現役(笑)

家庭訪問へGO!(4/17)

 先生たちが家庭訪問へ回っている。
 保育が終わり、先生たちはスーツに着替えて園を出て行きます。
 私立幼稚園は価値観でコミュニティーをつくります。
 だから幼稚園の近所に限りません。
 結構広い範囲で回ります。
 移動するだけで大変であります。

 最近は家庭訪問をしない園もあるそうだ。
 ボクは家庭訪問は大切だと思うのよね。
 一年の初めに親と顔を合わせて、一年間よろしくお願いします。って言うことは礼儀の問題でもある。
 挨拶を交わすことでスムーズに始まる人間関係だってある。
 家庭と園とがパートナーシップを持てないと、困るのは子どもじゃないかな。
 
 もう一つが「家」の文化を知りたい。
 子どもの背景を見ておきたいです。応接を受けながらちょっとしたことでもその家の家風がある。
 その家の大切な物を預かっているんじゃない。大切なその家の子どもを預かるのだから。
 担任はいっぱい吸い込んで帰ってほしい。

 こんなことを書くと気を遣われるかな〜。
 でも、家庭と園の関係作りの第一歩です。普段着のままで結構ですよ。
 どうぞよろしくお願いします。
 

 
「自分の周囲で起きていないからといって、何も起きていない訳ではない」(4/16)

 昨夜のニュースを見て、考えさせられた。
 少女の表情だけを追いかけ、一年間を90秒で表した作品が紹介された。
 シリアで起きていることを、イギリスのNGO団体が作っている

 大人が決めることに、子どもは何もできない。
 あ〜、これを観てるとむずむずする。
 
Youtubeへ
http://www.youtube.com/watch?v=RBQ-IoHfimQ

新採幼稚園教諭研修会(4/16)

 今日から私立幼稚園の新規採用教諭の研修会がスタートする。
 北九州市は私立幼稚園の教諭も対象にしてくれる。
 もっとも新しく採用される幼稚園教諭は私立幼稚園しかいないのだけど。
 北九州市立教育センターが主催して一年間みっちり鍛えられる。技術を学ぶことと一緒に教師としての使命感を学ぶことになる。
 ウチからも2名の先生が参加してもらう。(がんばれ〜)
 
 雑感として
 最近育てることが下手な人が多い。(ボクもそうだが)
 多分、「育てる」よりも「裁く」ことが多いからだろう。小さな頃から採点されて育ち、「よい」か「わるい」かに分けられて、わるければ怒られ、はい勉強してと言われてるから。まずは認められることから始まれば良いのにね。
 大人と子ども、上司と部下、先生と家庭、友達、夫婦、親子・・・・お互いに育てようという視点は難しい。
 相手がしてくれる自分への利益だけで判断するからかな。相手への愛情が抜け落ちるんじゃないかな。
 だから、いつの間にかモンスターが育ってる。
 
 穏やかに生きたいよね、だったら怖いのは映画館で観ましょう。

名刺を作る(4/15)

 家庭訪問が始まる時に、先生たちに持たせるのが名刺である。
 幼稚園の先生が名刺?
 「いるのですか」と言われると、そりゃ、いらないかもね。
 
 でも、大人が組織に所属したときに、自己紹介をする時は名刺をまず渡します。
 一枚の紙切れでも、組織として、この人は私どもの人間ですと証明するものです。

 是非、もらって下さい。


 そうそう、名刺にはメールアドレスを記載していますが、これは職員室のPCで受けるアドレスですから、急ぎの用件はお電話でお願いします。

お父さんでお願いします(4/15)

 今日は学校基本調査の説明会が市庁舎であり、その後、八幡の中央町に移動して北九州市私立幼稚園連盟の理事会があった。
 今日は昼からはスーツでありました。

 理事会が終わり、なんか無事終わったことがうれしくて、帰りがけに園へ電話する。
 遅い時間だったのだが、まだ先生たちが残っていた。

 何してるの?

 家庭訪問の練習です!


 まぁ、第一印象は大切である。
 
 甘いのでも買って帰ってやろう。
 帰る前にメールを入れると

「園長先生、幼稚園に戻ったら、そのままお父さん役をお願いします」

 うん、わかった!

 おじいちゃん役じゃないのがいいね。
 ハンドルが軽く感じちゃう。

 「ただいま!お土産買ってきたよ。」
 「おー、ウチの子の担任の先生ですか?お世話になってます〜」